やっと引っ越しが終わり、少しづつではあるものの日常を取り戻しつつあるといった感じです。今回の引っ越しに伴って新しく家具を買ったり、家電を買ったりしたわけですが、やはり印象深いのはエコカラットの施工だと思います。
エコカラットと言えば、マンションオプションの定番中の定番ですよね。消臭や調湿といった機能があるだけでなく、一気に部屋のオシャレ感を増すことできるレベルのデザイン性も兼ね備えています。当然、マンションオプションの中でも人気商品なんだけど、費用がまぁ高い。そこで僕たちはコストカットの為に自分達で業者を探して、その結果「サンマリン様」に施工してもらいました。
そこまでの経緯は下記の記事にしています。
そこで今回は実際に施工してみて、仕上がりや業者の対応がどうだったのかを報告したいと思います。良かったところも悪かったところも両方あるので、ぜひご覧ください。
現地見積りから施工当日までの流れ
僕たちが「サンマリン様」をチョイスした理由の一つとして、現地見積もりを兼ねた内覧会の無料同行が挙げられます。新築マンションを購入すると、入居前に施工不備をチェックすることができる「内覧会」というものがあります。今思えば、内覧会の経験値の高い人に同行してもらったのは本当に大きかった。全指摘の9割は「サンマリン様」の方に挙げていただきました。素人には気づかないような不備っていっぱいあるんですね。この時点で、エコカラットの施工もこちらにお願いしたい、という気持ちが強まったように思う。そういう意味で、内覧会の無料同行はWin-Winなシステムだと再確認。
実際に施工する壁のサイズを測ってもらい、その後1週間弱でメールにて暫定の見積りが送られてきました。ここで、なぜ「暫定」かと言うと、その時点では施工するエコカラットの種類が決まっていないから。エコカラットは種類によって単価が全然違います。暫定の見積りでは、人気のある種類である「グラナスルドラ」で計算した金額になっていました。ちなみに、この「グラナスルドラ」は、エコカラットの種類の中で価格的には上位の方なので、「最大でもこれくらい」という値段感覚は掴みやすいかと。ちなみに「グラナスルドラ」はこんなやつ。
↓こんなやつです。
もし別の種類を検討するときも、その種類の単価で再計算すれば良いので、予算に合わせて種類を選びたかった僕たちとしてはありがたかったです。その後はLIXILのショールームに出向いて、エコカラットの種類を吟味しまくりました。ただ、ショールームにあるサンプルは一辺の長さが40cmくらいの正方形なので、それが部屋の壁一面になった時のイメージがし難いのが難点。なので、ネットで実際の壁に施工されてる画像を探して、その時点で何種類かに絞ってから、ショールームでディテールを確認しに行った方が良いと思う。
最終的に我が家は、グラナスハルトという種類が気に入ったので、そちらはリビングに施工することに。後は玄関にランド(土もの調)という種類をミラーと一緒に施工することにしました。
ちなみに種類の決定については、施工日の1ヶ月前くらいまでにはサンマリン様に連絡する必要があるとのこと。こちらから最終的な種類を連絡した後に、最終的な見積りがメールで送られてくるので、最終金額を確認後、こちらからGOを出せば後は施工するのみとなります。なんだかんだ手間はかかったけど、自主手配のコストメリットのためなら仕方なし!
ついに施工当日!
リビングと玄関という2箇所の施工だからなのか、当日の開始時間はAM9:30と、まぁまぁ早い時間を指定されました。旧居と新居が距離的に遠い場合は、結構きつい条件かもしれない。僕の場合は新居が近かったのと、早く開始して早く終わった方がいいので、開始時間については全然OKでした。(結果的に早く終わらなかったのですが、それは追い追い・・・笑)
まずは、ちゃんと時間通りに2名の作業員が到着してくれました。車を停められる場所が無かったので、近くのコインパーキングに停めたそうですが、駐車料金は業者側が持つことになっているのでそこは安心ですね!コインパーキングから重いエコカラットの箱を運んできてもらったと思うと申し訳ない気持ちになりつつ。そこからの作業が終わるまでの時間は、ひたすら待機しかすることがないので苦行の一言でした。なんたって、まだ引越し前なのでテレビも無ければ、椅子も座布団もありません。かろうじて救いだったのが、インターネットが使える状態だったこと。ノートPCは持っていたので、冷たく硬いフローリングの上でずっとYouTube観てました。寒かったなぁ。(こういう時間を利用してブログを書かないのは俺の悪いところ)
こちらが施工中の様子!作業員の方がお昼休憩に行っているタイミングで撮影しました。
壁紙をガッツリ剥がしてから施工するので、施行中はなかなかワイルドな感じです。作業は昼休み休憩を挟んで、全て終わったのが19:30でした。結局10時間コース・・・・
仕上がりはこんな感じ!
いよいよ施工結果とご対面です!まずはリビングから。
なぜかエアコンもついてますが、そこはスルーしてください。当日は終わった時間が遅くて、暗かったので後日撮り直しました。肝心の仕上がりですが、大満足です!近くに寄ってみても丁寧な仕上がりです。主張しすぎない感じも狙い通りで、グラナスハルトにして良かったー!!って思いました。
では続いて玄関!
ミラーの厚みがエコカラット の厚みに収まって、ツライチ感がいいですね。こちらはランド(土もの調)という種類ですけど、おしゃれな割に価格が抑えられているのでコスパが高いと思います。
自分たちで選んだ業者「サンマリン」様はどうだった?
ここからは、実際に自分たちで見つけてきた業者「サンマリン」様についての感想です。
「サンマリン」様の良かったところ
まずは良かったポイントから。
- 作業者の感じがいい。
- 丁寧な仕上がり。
- 価格がリーズナブル。
2番目の「丁寧な仕上がり」ですが、サンマリン様の場合は仕上がりを確認してから代金を支払うことになっています。そりゃ丁寧に仕上げますわ!って感じですよね。
「サンマリン」様の悪かったところ
続いて、「うーん・・」と思ったポイント。
- 他の物件と我が家を同時に作業していたっぽい。
- 最後の掃除だけ、ちょっと雑だった。
1点目について。
さっきも書いたように施工時間が10時間コースだったんですが、どうやら同じマンション内の他の家も同時進行で施工していたみたい。途中で、その他の家の人がうちで施行中の作業者に声をかけて、しばらく連れて行かれてしまったことがありました。そんなこともあって10時間コースになってしまったのかな、と。個人的な意見としては、別に同時進行してもらっても構わないけど、それをクライアントに感じさせてはダメだろう、という考え。それならいっそ事前に説明してほしかったですね。
次に2点目。
これはかなり作業時間が押してしまったことも原因だと思うんですが、作業完了後の掃除が雑で資材からでたカケラなどが結構床に残っていました。ここは最終的に業者の印象に直結しかねないポイントだと思うので、少し残念でした。
と、ここまで良かった事と悪かった事を書きましたが、結局どうだったの?と聞かれたとしたら「総じて満足!」と回答できますね。内覧会時の同行サービスなども含めて、非常に良い業者だと思いました。首都圏でエコカラットを検討している人がいたら「サンマリン様」はおすすめです。