「“マナー”とは何だと思いますか?」
これは僕が会社のとある研修で講師の方から受けた問いかけです。当時、どのような回答をしたかは覚えていませんが、今同じ問いかけを受けたとしたら「他者を不快にさせないための常識」と答えると思う。
なぜ突然マナーについて語りはじめたか。それは、もうすぐ梅雨ということで傘の持ち方のマナーについて猛烈に持論を語りたくなったからだ。
傘の持ち方でイラッとあるある
まずは僕が思う「傘の持ち方でイラッとあるあるランキング」を発表したい。人によって考え方は違うと思うので、あくまでも個人の感想として受け取ってもらいたいです。
第3位:杖をつくかのごとく地面にカツカツ刺しながら歩く
小学生とかならわかるんだけど、大人がこれをやってると「うるさっ」って思います。先日、前を歩くサラリーマンがコンクリの地面に傘を突き刺すような勢いでカツカツやりながら歩いていたんだけど、傘の先端がマンホールの穴にピンポイントでハマって抜けなくて、5秒くらい格闘していたのをみて「ざまぁ」と思ってしまいました。すみません笑
コレに関しては視覚的なストレスというよりは聴覚的なストレスが大きくて、音が大きくなければそこまで気にならないかも、ということで3位です。
第2位:腕にかけて先端を空中にプラプラさせる
電車の中で女性に多いイメージ。腕にかけたバッグと一緒に傘もかけることで、空いた片手でスマホをいじっているケースが多いですね。車内が空いてる時ならいいんだけど、混んでる時にやられると、傘の先端が僕の服にあたってビチョビチョになるヤツ。近くで遭遇すると回避するのが難しいというのが厄介なところ。
第1位:持ち手の付け根を握って地面と平行に持つ
堂々の第1位は「持ち手の付け根を握って地面と平行に持つ」です。ブンブン前後に振る人いますよね。多分、文章だけで「ああ、アレね」となるのではないでしょうか。指とかペンとか箸の先を人に向けることがマナー違反であることと理論的には同じで、傘の先端が後ろを歩いてる人に向くのが問題。
傘の場合に特に良くないのは「危ない」ということ。ブンブン振っている傘の先端が、ちょうど子供の顔の高さなんですよね。目に当たったらと思うと怖すぎます。
傘の持ち方の“マナー”とは
では傘はどう持つべきか。僕は次の一言で表せると思います。
傘の先端が地面に近い位置になるように持つ
地面に近い位置というのがミソで、引きずったり突くのは接触してしまっているのでアウトです。先端を地面に近づけるということは地面と平行に持ったり、腕にかけてプラプラさせることもアウトになるわけです。
まとめ
梅雨時はただでさえジメジメとした雨が続いてストレスフル。せめて傘ぐらいは正しく扱って人を不快にさせるようなことが無いようにしたいものですね。